12SR/15SR-Aのスペシャルサイトに、筑波サーキットでの走行映像が収録されていて、見て下さった方も多いと思います。試乗後の対談ページには1分14秒19というタイムが、さらっと書いてあります。さらっと書いてあるこのタイム、実は、普通に自動車販売店(ディーラー)で新車保証付で買える1200ccの車としては、世界最速じゃないかと思うんです。
たぶんその辺りに詳しい方がご覧になっていたと思うんですが、『あの映像の車は市販状態のままか?速すぎるのでは?』とご質問を戴きました。せっかくなので、あの日の話をご紹介しますね。
ちなみに、ここに貼ってある画像は、わたしく、すて★るび夫が手元計時したタイムを携帯のカメラで撮ったものです。(写真が小さくてすみません)。
SRシリーズは別にサーキットにフォーカスした車ではないんですけど、スポーツモデルとして、その性能を立証するようなものは欲しいよね、ということで、商品としての最終確認テストと、ホームページ用の素材を用意するべく、筑波サーキットに持ち込んんだのが2005年の夏でした。
もちろん、マイナーチェンジ車(2005年8月)の発売前なので、もしスクープされてもいけません。ですので、使用した車は、外観は当時販売されていた2005年8月マイナー前の車と区別がつかない状態。
ボディ、サス、エンジンはマイナー後の市販状態。室内は、カメラと各種計測器を搭載するために助手席を外しています(重量はトントンくらいかむしろ重いくらい)。・・・といった内容が、前述の『あの映像の車は???』の質問に対する回答です。
当日は、朝からあいにくの雨・・・。ウェットコンディションの中、ラップが続きました。スペシャルサイトにあるアタック映像はこの時間帯のものです。映像を見ながら計測すると実際に18秒台で走っているのがわかります。吸気温の高い時期なので、ドライで14秒台、というのが開発メンバーの狙い。雨は強くなったり弱くなったりしながら、それでも少しづつ上がりつつありました。でもテスト終了時間までもうわずかしか残っていません。そんなあきらめムードの中、フィーリング確認走行に出ていた河口まなぶさんがピットロードに入ってきて、車から降りるなり慌ててヘルメットを脱ぎ『乾いてますよ!』。すでに片付け準備に入っていた清水和夫さんが車に飛び乗り最後のアタックを開始。わずか2周のタイム計測でした。
こんな感じで筑波アタックをしてもらい、試乗後に対談をしていただいたのが同じくスペシャルコンテンツにある内容です。この日の天候は、僕たちの商品にとっては、絶好のテスト日和だったんだと思います。悪条件下での限界挙動はテストコースで確認済みですが、サーキット走行を通じて、単なる速さだけない、トータルバランスも確認できたのでした。大変思い出深い1日になりました。
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